湖沼に周囲を囲まれ、北海道らしい針広混交林の森を楽しめるのが雄阿寒岳。
日本百名山に名を連ねる雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳に比べ知名度は低いけれど、麓からすっと伸びる独立峰のたたずまいは間違いなく東北海道の名峰。10月にモンベルアウトドアチャレンジのガイドとして登ってきました！

行動時間は約8時間。水場はありません。
そのため暑い夏よりも、10月中旬が特におススメの季節。
この季節は紅葉した山麓を楽しめ、運動には適度な気温、雪の心配もほぼなしです。

2合目から5合目がこの山の核心部。
森の中の登山道は急登になります。
大きな段差やかがり木にも気をつけて。

阿寒湖が一望できる7合目を超えた場所がこの山のハイライトか。
田中陽希さんもここで撮影した写真をUPしています。ここから見える阿寒湖が北海道の形に見えるとか見えないとか。

8合目から頂上まではノンビリ歩いて30分。その間にひょうたん沼やペンケトー、パンケトーが眼下に見えます。
頂上から見えるはパンケトー、この日は雌阿寒岳や阿寒富士まで見通せました！

標識の合目の距離間がおかしいといわれる雄阿寒岳。ただ、それも名物になっていますので合目については必要以上に意識しないでチャレンジしてくださいね。

モンベルアウトドアチャレンジでは来年も雄阿寒岳を企画しています。季節は10月。もちろん知床アルパでもご案内できますよ。雌阿寒岳とセットで登ると阿寒摩周国立公園がより愉しめるかも！